以前、読者さまから、こんなメッセージをいただきました。
aiさん、こんにちは🌻
質問なのですが、よく流れに身を任せなさいという言葉を見かけるのですが、それって結局どうしたらいいのか分からないんです。焦らず、身を任せなさいと言われてもピンと来なくて、おそらく何もしないという意味ではないと思うんですが。
aiさんの考えを聞きたいです。
お手すきの際によろしくお願いします。
いつもご覧くださってありがとうございます。🌹
わたしなりの考えではありますが、お答えしてゆきたいと思います。
あまりお話したことがなかったかもしれませんが
わたしはこの「流れに身をまかせる」こと、とても大切なことだと思っています。
流れるままに、
するすると物事がうまく進んだり、
思いもよらぬ良いご縁に恵まれたり…
言い方を変えるとするならば
「トントン拍子」が近いように思います。
この感覚を得る機会が、これまで何度かあったのですが
抵抗すればするほど不思議とうまくいかなくなり、
「なるようになるか〜」と思えば思うほど、自然と良い方へ向かっていったのでした。
わたしの思う「流れに身をまかせる」をご説明しますね。
大切なポイントが2つ。
- 良い「流れ」を作り出すのは自分
- 「流れ」はベストなタイミングでやってくる
です。
まず前提として、ここでいう「流れ」は
スルスルと、自然と良い方向へ向かっていく
という状況を指しています。
こんな流れに、いつでも乗っていたいですよね…!
あるがままに過ごしているだけで、
良い方へ、良い方へと向かっていく、だなんて。
♢
流れに身をまかせる、というのは
ご質問者さまがおっしゃってくださったように
何もしない、ダラダラする、ということではなくて。
その過ごし方では、
ご本人が相当な運の持ち主でない限り、どれだけ待っても良い「流れ」は来ない、と思うのです。
だって…
「流れ」は自分で作り出すものだから。💡
何をしなくとも
ただあるがままにいるだけで
良い方へと向かっていく、流れ。
この流れ、というのは
- 自分
- 環境
- タイミング
の3つで出来ているな~、と思っています。
自分の準備ができていて、
環境が整い、
歯車がカチッとかみ合うタイミング。
この3つの要素を満たした状況が、良い流れのとき、なのですね。
♢
ですので、
がむしゃらに頑張ったからといって、良い流れができるとは限らない…。
とはいえ、
「がむしゃらに頑張る」が間違っている!というわけではなく。
がむしゃらに頑張った、その先には
- 自分の準備を整える
に繋がったりもします。
大事なアクションであることに間違いはない、とわたしは思います。
環境とタイミングは、正直なところ、自分で調整するのが難しいです。
少なくともわたしは、この2つについてはあまり意識しないことにしています。
意識するのは【自分の準備】だけ。
不思議なことに、良い流れが起きている時って
自分は「何もしていない」、と思っていても
その少し前に心構えができていたり、すでに精神的な成長をしたあとだったり…。
自分にとって無意識の出来事だったとしても、
良い流れが起きてくると「あ、成長していたのかな」とわかったりします。
♢
これまで数回、この流れを経験して、
そのメカニズム…とまではいきませんが、笑
どんな条件で起こっているのかな、どうしたら再現できるかな、と分析を繰り返した結果です。🌹
自分の準備を整えること。
小さな積み重ねを続けていること。
そうして自分を高めているうちに、環境が整い、
ベストなタイミングがめぐってくる。
「あれ?なんだかスルスルと物事が進んでいくような…??」
そう思ったら、そのまま身をまかせるだけ。
なかなか実現しないな、と思っていたようなことや
こうなったら理想だけど、難しいだろうな、と思っていたようなことが
すぐ手が届きそうなところに、やってきたりします。
少々脱線してしまいましたが、
「流れに身をまかせるって、どうすれば良いの?」
というご質問に、端的にお答えするならば
自分を高めることを、ちいさく続ける。
この一言になるのかな、と思います。
素敵なところへ連れて行ってくれる「流れ」、
その流れに乗るための準備。
自分の準備ができていなければ、流れがきても乗ることはできません。
流れを気ままに待ちながら、階段を少しずつ上がってゆきたいな、と思います。🌹
それでは、また。