大事なものは、めんどくさいと言うけれど

aiです🦢

 

昨日は、大学時代の友人とひっっさしぶりに2人でおでかけ🌹

もーーー、楽しすぎて楽しすぎて!笑

素の自分でいさせてもらえて、たくさん話して笑って、本当に満ち足りた時間だった…

 

大学時代、毎日こんなに笑い転げて暮らしていたなんて、、最高すぎる😹

 

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彼女の提案で、急遽「高畑勲展」を見に行ったのだけど、それがとても良くて!✨

 

展示自体は、高畑勲氏が制作に携わった作品をとおして、アニメーションの新たな表現を追求し続けた姿、その姿勢と、手法や意義を追う、というような内容。

 

アニメーションという表現の歴史を見ることがまず面白い。

し、美しい画の数々に心が癒された…。

鉛筆でささっと書いただけのラフ画がもうすでに美しく、映像が浮かぶよう。🖼

 

 

そしてなにより、高畑氏の仕事の流儀。信念のようなもの。

これが、わたしには一番刺さり…。

 

自分の在り方、というか、どう在りたいか、を何度も考えさせられる場面がありました。

 

考えていることの深さや、厚みや、奥行き。

わたしなんかの想像をずーっと超えたところにあった。

それは、彼がアニメーション映画を通して思想の表現をしていたからなんだ、って。

知ることができてよかった。

 

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外に見えるものは媒体であって、本質はそこに込められた思想。

 

どれだけのものを見て、どれだけのことを考え、それをどう表現すると決めたのか、それ自体は本人しかわかり得ないことだけれど、その片鱗は、作品からうかがうことができる。(だから彼らのつくった作品はおもしろいんだろうな…!✨)

今回の展示では、その思考の過程もほんの少し見せてもらえたんだと思う。

 

今って、簡単で、速くて、結果や答えに直結するようなものがもてはやされる。

自分でもそういうものを選びがち。

ネットで検索すればだいたいのことは知れるし。

 

だけど、それはそれとして、

効率の世界では見ることができないものも、ある。

効率の世界では磨かれないものも、絶対、ある。

しかもそれは、ものごとの根幹の部分なんだな、って、思って。

 

星の王子様の

ものごとは心でしか見ることができない。大切なことは目には見えない。
サン=テグジュペリ(『プチ・プランス』グラフ社 p.100)

という言葉も、

 

宮崎駿監督の、

「世の中の大事なことって たいてい面倒くさいんだよ」

宮崎駿NHK「プロフェッショナル〜仕事の流儀」より)

という言葉も、

 

たぶん本質は一緒なんだろうな。

 

 

目に見えない大事なもの。

そこに向き合うのってめんどくさい。

そこにどれくらい真剣になれるか。

時間をかけられるか。

 

あー、がんばろう、って思わせてもらえました。

 

 

感じたこと、その瞬間に考えていることを、友人とタイムリーに共有できたことも大きかった…!

お互いの感じたことに刺激を受けたり、さらに深く考えるきっかけをもらったり。

共鳴しあう部分があってエネルギー急上昇したり🔥笑

 

何にどんなことを感じて考えたか、ってすごく個人的。

内面の深い部分のことだし、ありのままさらけ出すのって勇気が必要だったりもするけど、それを格好つけたりせずそのままに、素直に話せる存在ってありがたい。

 

自分が展示から受け取ったもの以上に、たっぷり受け取った感じがあって、この上なく心満たされる時間でした…!

 

本当に行けてよかった。

誘ってくれた友人に心から感謝です🌹