コミュ力が高い人が羨ましかったけれど

aiです 🦢

 

コミュニケーション力が高い人、をずっと羨ましいなと思ってきたけれど

それは「コミュニケーション」というワードを

  • 初対面の人とでもすぐに仲良くなれる
  • 場を盛り上げることができる
  • 気の利いた言葉がすぐ出てくる

…といった、いろんな要素を詰め込んだ言葉にしてしまっているからだと気づきました。

 

自分が苦手とする要素ばかり…。😹

 

そもそも「コミュニケーション」の意味を、広辞苑で引いてみると

  • 社会生活を営む人々の間で行う知覚・感情・思考の伝達

と書かれているだけ。

 

つまり、コミュニケーション力とは、

感じていることや考えていることの伝達ができる力、という意味。💡

 

 

クリフストレングスの34の資質で見ると、

【コミュニケーション】についての記載はこう。👇

強力な「コミュニケーション」の才能を持つ人は、説明すること、描写すること、進行役を務めること、人前で話すこと、書くことが好きです。彼らは天性の才能を活かして、アイデアや事実に命を吹き込み、生き生きとしたものに変えることができます。考えや行動をストーリーやイメージ、具体例、比喩に転換させます。

イデア、事実、新たな発見、教訓など、心に残る情報を人々に伝えたいと考えます。彼らが、最適な言い方を探し、ドラマチックな言葉や力強い言葉を使おうとするのは、このためです。そして最終的に、人々が彼らの話を聴きたがるのはこのためです。彼らの言葉で描かれたイメージは人々の興味を引き、物事を明確にし、行動へと導きます。

 

わたしが考えていたような

  • 初対面の人とすぐに仲良くなれる

というのは【社交性】の資質に分類され、【コミュニケーション】とは別。

 

  • 気の利いた言葉がすぐ出てくる

というのも【共感性】という資質で、こちらもやっぱり【コミュニケーション】とは別の資質にあたるもの。

 

こうやって細分化していくと、

コミュニケーション、という言葉ひとつに、

いつの間にか様々な、コミュニケーションとは別の資質を含ませていることに気づくことができます。

 

(しかも、クリフストレングスの34の資質のなかで、コミュニケーションの資質は「影響力」の分野に分類されていて、「人間関係構築力」分野の資質ですらない)

 

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なにげなく、当たり前に使っている言葉たち。

コミュニケーションという言葉以外でも、

もともと言葉に備わっている意味以上に、いろんな意味をくっつけているもので。

 

自分で意識的にそうしているというよりは、周りの人たちのニュアンスを拾って、なんとなくそうなっている、ということの方が多いのではないかと思います。

 

自分が苦手と思うこと、

窮屈に感じているもの、

人を羨ましく、あるいはコンプレックスに思っているもの。

 

そういうものたちを分解してみると、意外とシンプルな世界が待っていたりするのかも。🌹