自分のコップは、自分で満たす

以前、こんなツイートをしたことがあったのですが

今もなお、この想いは変わらずに持っていて。

 

心のコップに、いつもなみなみと水が満ちている

そんな生き方をしたいなと。

 

 

コップを満たす方法は、さまざま。

例えば…

  • 人から褒められること
  • 愛されること
  • 求められること
  • 好きなものを沢山買うこと

などなど…

 

一例ではありますが、これらには共通していることがあって、それは

自分のコップを満たす役割を、他人やモノに預けているということ。

(場合によっては、依存している、と言えるかもしれません。)

 

自分以外の人やモノに、コップを満たしてもらおうとすると、

どんなことが起きるでしょう?

 

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自分のコップを満たす役割を、他人やモノに預けるとどうなるか。

 

それは…

いつ、満たされるかわからない

どれくらい、満たされるかわからない

という、不安定で、不透明な状態におちいることを意味します。

 

コップそのものを、自分で管理できなくなっているので

「満タンがどれくらいか?」

すら、わからなくなっていることも。

(総量がわからなければ、注ぐ量もわかりませんよね。涙)

 

そのために、

  • 異常なほど人に尽くしてしまったり

  • 我慢に我慢をかさねてしまったり

  • たいして欲しくもないものを大量に買ってしまったり

してしまうのではないかな、と思うのです。

 

砂漠を歩いていて、水を持っていない自分。

コップがカラカラに乾いているのに、いつ満たされるのか? どれくらい満たされるのか? わからない状態。

コップを満たしてくれるものをたくさん欲しがってしまうのも当然ですよね。

 

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とはいえ、

コップをいつも満たしていたい!と思っても、心や体の調子、環境の影響を受けて、コップの水は増えたり減ったりしてしまうものです。

 

だからこそ、コップを自力で満たす方法を知っておきたいなと思っています。

 

例えば、

  • 美味しいものを食べる
  • 1人の時間をつくる
  • 自然のなかでのんびりする
  • 読書や映画鑑賞
  • ノートを書く
  • 音楽を聴く

とかとか…

あるいは、こんな満たし方が合う人もいらっしゃるのではないかしら。

  • 部屋の片づけ、掃除をする
  • 料理をする
  • ランニングをする
  • ひたすら寝る

とかとか。

どんなことで自分のコップが満ちてゆくのか、実験してみるのも楽しそうですよね。

 

 

そうして、自分でコップを満たすことができれば「欠乏感」や「枯渇感」から距離をとることができるようになるんじゃないか、と思うのです。

 

もしコップの水が減ってしまっても、いつでも自分で満たすことができる

「あ、今すこし水が減っているな」「じゃあこれをしよう」「今日は○○で満たしてあげよう」、というように。

 

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わたしの、ごくごく内側に秘めた個人的なことを言えば

「人間なのだから、時にはどうしようもない人恋しさとか、さみしさに襲われる日があっても、いいんじゃないかしら」と思ったりもするのですが。🌹

 

不安やさみしさ、不足感、欠乏感…

こうしたものを感じたときは、自分のコップの在り処を、じっくりと考えてみるのもいいのかも。

 

今、自分のコップはどこにあるのか?

誰が水を注いでいるのか?

 

上司や、恋人や、友人、たくさんのモノ、高級品、、、

自分以外の人やモノが、あなたのコップを握っていたならすぐに手元に取り戻しましょう。

 

それでは、また。

 

 

ここがわたしのベースキャンプ

最近、ふと

あ、わたしのベースはここだ」って思ったんです。

 

人生の核になる部分というか、指針というか…

そういうものが自然に、腑に落ちる感じがあって。

 

これからの人生の基盤になるところ。

登山でいえば、ベースキャンプ、みたいな。

 

ここから、どこにでも出かけていくことができる。どんな選択だってできる。

でも、それはこのベースキャンプあってこそなんだ、と思いました。

 

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そう思ったら、これまでちょっと悩んでいたことや、選びきれていなかった選択、どうやっていこうか迷っていたこと…色んなことの答えが自然にわかりました。

答え、とは違うかもしれないけれど、わたしにとって最善の選択がどれなのか、ということがハッキリしたのですね。

 

これまでの人生で、何かに対して100%全力アタック出来ていたときって、その時々の自分のベースキャンプがしっかりしていたタイミングだったな、と振り返って思いました。

 

ベースキャンプがどこにあるか、は人によっては違うと思うけれど

  • 所属がはっきりしている、とか
  • 収入が安定している、とか
  • 家庭環境が整っている、とか
  • 愛する人がいる、とか
  • 定期的に旅行に行く、とか
  • コミュニティに参加している、とか
  • 身体の状態がいい、とか

1人ひとりの、自分に合った基盤が整っていることってとても大事なことなんだな、と。

 

ベースキャンプなしで大きい山に登ることはとてもリスクのあることだから、足がすくんでしまうのは自然なことですよね、きっと。

だから、

  • なんか出し切れない…
  • 選びきれない…
  • 決めたはずなのにやりきれない…
  • やりたいって思ってるはずなのに行動が苦しい…

という時には、自分のベースキャンプが、まだ安定していないのかも。

 

ベースキャンプって、人によって全く違うものだから、「世間的に良しとされていること」に振り回されずに、自分が心から望むものを取りに行って良いのだと思います。

 

まずそこを整えないと、次の景色は見られないようになっているのかな、って思うから。

ベースキャンプが整ったら、ここだ、これだ、って思えたら。

そうしたら、また新しい世界へ

 

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手づくりおせちの備忘録【2022年】

今年は、はじめて彼の実家で過ごすお正月。

なにかわたしにできることあるかなあ、と考えた結果、おせちを手作りすることにしました。

 

とはいえ、わたしがこれまで作ったことのあるおせちって、

  • 栗きんとん
  • 八幡巻き

…ぐらい……?

もう、初心者もいいところです。笑🔰

 

なので、すべてを手作りというわけにはいかないけれど、できる限りで、そしてなにより楽しんで作ろう! というのが今回のテーマです。

 

できあがりはこんな感じになりました

じゃんっ

 

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初めてにしては上出来なのでは…!? と、自分をできる限り褒め、彼に「褒めて~~!」と催促した元旦の朝(というか昼)。

 

紅白が始まる前から作業していたのに、初めてのことで段取りが悪く、夜中3時ころまで作業が終わらず……。

そこから仮眠して(しすぎて)、朝起きてから春巻きを揚げたりしていたら、なんだか昼近い時間に……!

 

いい思い出です。笑

 

【2022年おせちメニュー】

 

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  • 紅白かまぼこ
  • 八幡巻き
  • 田作り
  • 紅白なます
  • きゅうりの浅漬け
  • きんぴら

 

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  • 栗きんとん
  • チャーシュー
  • 春雨の春巻き

 

です!

「ん……?」と思った方もいるかもしれないのですが、わりと普段のお料理が入っています。笑

おせちとしては足りないものがいっぱいあることもわかっているのですが、また来年への抱負として取っておこうと思います。

 

完璧なおせちはわたしにはまだ難しいけれど、、、食べておいしい豪華なお弁当!(おせち風)くらいの、前向きな気持ちで作りました。

せっかく作ったのに「あれもだめでこれもだめで…」って思うのは悲しいですから。

これから家族になってくれる彼と、そのご家族が、よい一年を過ごせますように、と愛情だけはたっぷり込めて。🌹

 

 

毎年作っている

  • 栗きんとん

は、過去最高の出来!✨

実家にもおすそわけしたのですが「今年は料亭の味だねえ!」と言ってもらえたし(きっと大げさに褒めてくれているのですが、やっぱりうれしいですね)、彼もおいしいと言ってくれて、わたしは大満足です。笑

 

栗きんとんだけは、祖母直伝のオリジナルレシピなのですが、それ以外は、この2冊を参考に作っています。👇

 

 

 

どちらの本も【正統派おせち】だけでなく【アレンジおせち】【パーティー料理】などが豊富で、型にとらわれすぎず、良いところ取りで手作りおせちを楽しめるかも、と思い、数年前に購入し、今年も参考にさせていただきました。

 

 

お料理以外で、用意したもの

お料理以外のところで、用意したものたちも色々。

買うものがたくさんあって大変ではあったのですが、とても楽しかったです。🌹

 

漆塗りの三段重

一生使うものとして、思い切って購入しました。

普段の食事でも、浄法寺塗のお椀を使っているのですが、やっぱり美しいし、触れたときに心地よいし、なによりお料理が映えるなあ、とずっと思っていて。

 

おせち料理以外にも、

などなど、色んなシーンで使えるので損はないと思い、決断しました。🌹

 

ポイントは

  • 内側が朱塗り
  • 本漆塗り

であること。

 

どちらも「お料理が映える」という点で重視しました。

 

実際、お重を広げたときに「おおー!すごい!」「豪華!」という声があがり、にんまり。笑

パッとテーブルが華やかになるのも、新年らしい、おめでたい雰囲気が出て良かったかなと。

 

小鉢、小皿をいろいろ

お重を使うにあたって、初心者🔰のわたしには、美しい盛りつけができる自信がなくて。笑

乗せるだけで美しい、お皿の力を借りることにしました。

 

わたしが買ったものたち…👇

 

ちょうどお重におさまる高さで、配列もしやすくて、使いやすい。

マットな仕上げになっているものも多くて、おせちの雰囲気にぴったりでした。🌹

 

お皿のふちがひらひらしていたり、金縁になっていたり…

上からおせちを見下ろしたときの華やかさは抜群。

「とにかく量をたくさん盛りたい!」というご家庭でなければ、量もちょうどよく、見栄えのよい華やかなおせちになると思います…!

 

 

千両&100均のおせち飾り

お正月の生け花のお稽古で、余った千両。

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赤い実がついているのが千両です

千両はおせちに入れても華やかなので、余った枝を水に生けておきました。

とはいえ、そんなにたくさんあるわけではないので、不足分は100均で調達…!

使えそうなおせち飾りが色々あって、ついつい多めに購入。

 

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右上の赤いかざりは梅。

左下の葉は南天ですね。難を転ずる、で縁起も良い。🌹

 

 

水引かざり

色々調達したはいいけれど、どーーーーしても納得いかず買えなかったものが、水引かざり…。

 

売ってはいるけれど、

色が妙に鮮やかだったり、

ギラギラしたラメがついていたり…

単体では可愛いとは思うのですが、作りたいおせちのイメージには合わず…。

 

一念発起して、自分で作りました。🌹

 

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一応、鶴です。笑

初夏に結納をしたときに、花嫁DIY梅結びを作っていた経験を生かすことができました。

 

今回の水引飾りは、こちらの本を参考に 👇

 

写真付きで工程を細かく解説してくれているので、わかりやすく、おすすめです。

おせちや婚礼に限らず、普段づかいにも、インテリアにもなるような水引飾りがたくさん載っていたので、また何か作りたいなと思っています。💡

 

 

大変だったけれど、作ってよかった

 

こんな感じの、ドタバタおせちづくり。

大変で、睡眠不足で(おせちだけが理由ではない)、慌ただしかったけれど。笑

楽しんで作ることもできたし、大切な人たちに喜んでもらうこともできて、作ってよかったなと感じています。🌹

 

少しずつレベルアップしていけたらいいな。

来年に向けて、日々精進、ですね。

 

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💪

 

ご機嫌な自分をつくる、ノート術【3つのポイント】

これまで、いくつかのノート術について、投稿してきました。

rin-to.hatenablog.com

rin-to.hatenablog.com

 

今回は、さらに簡単!なノートの書き方をお伝えしたいなと思います。

 

【こんな方におすすめ👇】

  • ノート初心者さん
  • 書くことが思いつかない方
  • 「いつも同じようなことばかり書いてしまう」とお悩みの方
  • ノートを書く効果がいまいち実感できていない、という方

 

これからのノートライフの参考にしていただけましたら幸いです。🌹

 

 

ノートを書くことをおすすめしている理由


ノートを書くことをおすすめしているのには、理由があって。

それは…、ノートを書くことでご機嫌な自分をつくっていけると感じているから。🌹

 

ノートを書く、というのは

なんでもないようなことに見えて、たくさんの機能を兼ね備えています。

 

  • 普段は隠れている、心の声を聞くこと
  • 感情や思考の整理整頓
  • 起こった出来事の、捉えなおしをするツール


などなど。

 

このすてきな機能たちをうまく使うことができれば、自分のことを自分でご機嫌にしてあげることも、「ご機嫌な自分」だけに限らず、「理想の自分」を1つひとつ実現することだってできる…!(わたしも日々実践中です…!)

 

難しそう、面倒くさそう、とお思いの方もいるかもしれませんが

実は、とても簡単に始められます。



では、3つのポイントに分けて、ご紹介します!

 

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【ポイント①】素敵!と思った言葉を書き写す

 

「あ、素敵だな」「いい言葉だな」と思ったら、なんでもノートに書いてみる。

  • TwitterInstagramで流れてきた、一言。
  • YouTuberさんが話した、ひと言。
  • 読んでいた本のなかの、一文。

なんでもOKです! 素敵な言葉をスクラップしていくように。

 

どうにも暗い気持ちになってしまうとき。

もやもやが晴れないとき。

ノートを見返すと、自分を励ましてくれる言葉ばかりが並んでいる、というのは良いものです。

 

わたし自身、もやもやと負のループに陥っているときにも、ノートをめくるとハッとする言葉が書いてあったりして。

自分で「いいな」と思ってメモした言葉ですから、自分に響くのは当たり前といえば当たり前なのですが。笑

自分の視点や心を動かすきっかけになってくれるので、負のループから抜け出せたりします。

 

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【ポイント②】〝出来事〟から〝想い〟を取り出して、書く

 

次は、「今の気持ち」を素直に書いてみる。

 

初めは、

【出来事】→【想い】

という書き方が良いと思います。🌹

 

例えば…

今日は仕事が忙しかった。(出来事)

もうすこし、心の余裕が欲しい。(想い)

というように。

 

単に「忙しかった…疲れた…」だけでは〝疲労している〟という事実が、重くのしかかってきます。

 

そこから、

忙しかったことに対してどう思っているのか、という〝心の声〟を聞くようにしてみる。

そうすると「本当はどうしたいのか」「どうありたいのか」理想の姿が見えてきたりします。

 

頭の中で考えると「出来事」だけに意識が向きがちです。

ノートに書くことで【出来事】からそれに対する【想い】に意識を移すことができる。

日々を機嫌よく過ごすためには、大切なことだと思っています。🌹

 

 

【ポイント③】「こうなったらいいな」小さな理想を書いてみる

 

いきなり大きなビジョンを描けなくても、

小さな理想、「こうなったらいいな」を書いてみてください。🌹

 

(理想や、「こうなったらいいな」についてはこちら ↓ の投稿でも書いています)

rin-to.hatenablog.com

 

書くときのコツは、ポジティブな言葉で書く、ということ!

 

例えば、先ほどの

「もうすこし、心に余裕が欲しい。」

をポジティブに言い換えて、

「今よりも、心に余裕を持った自分になる!」

と書いてみる。

 

実際に書いてみるなら、こんな感じでしょうか。👇

今日は仕事が忙しくて、疲れちゃった。(出来事)

もうすこし、心に余裕がほしい。(想い)

今よりも、心に余裕のある自分になりたい。(理想、こうなったらいいな)

 

理想や「こうなったらいいな」まで来ると、

「じゃあどうしたら心に余裕を持った自分になれる?」

とか

「心に余裕を持つために、自分にしてあげられることはあるかな」

とか…!

次のアクションに繋がっていく。

 

だから、1つと言わずいくつでも。

思いついた時にどんどんと理想を書いてゆきましょう。✨

 

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わたしのオススメのノート

今回のノート術を実践するのにオススメなノートをご紹介しておきます!

わたしが実際に使っているノートです。

 

 

やわらかくサラサラとした用紙で、抜群の書き心地。

筆が進みやすくてどんどん書けてしまうところがあって、わたしの中では自分から思いもよらない本音を聞き出せるノートです。💡

 

わたしはスカイブルーを使っているのですが…、2022年、限定カラーが3色出てまして…

なかでも復刻版のベージュが欲しい~! と騒いでいるところ。笑

 

 
これです…! かわいい…!
 
 
それから、もうひとつのオススメがこちら。
 

 

EDiTノートもすっっごくおすすめです。

先ほどの365デイズノートに比べると、方眼のマス目が大きく、おおらかな感じのあるノート。

個人的には、書いているときにアイデアが浮かびやすいノートです。

 

バンドがついていたり、表紙が羊革のような手ざわりだったりと、高級感ある仕様がうれしい。🌹

アンティークローズのような色味が好きで、ピンクを3冊連続で使っています!

 

 

自分をご機嫌にするノート術、いかがでしたでしょうか。🌹

 

もし、それでもやっぱり思いつかないよ〜と思ったら、たとえば

今は思いつかないけれど、思いついたら書きたいな。

そうしてご機嫌な自分を叶えていきたい!

と、書いてしまってもいいのです。

(これもまた【出来事】→【想い】✨)

 

何かを考えてから書く!よりも、とりあえずペンを持って、ノートに向かってみる。

 

意外と1行くらい、書けてしまうもの…!

ぜひ、実践してみてくださいね。

 

 

「辞めたいのに、退職を決めきれません」

以前、こんなメッセージをいただきました。

新卒で入社して間もないですが、働き方が合わないと感じてしまって違う仕事をやりたいと思い始めています。

まわりの友人に相談していますが、口を揃えて早すぎると言われます。

まだ両親には伝えていませんが、おそらく反対されると思います。

嫌な環境のまま我慢して働き続けることが苦痛ですが、思い切れないです。

aiさんが思うことを教えていただけたらうれしいです。

人生のなかでも、かなり重要なトピックである「仕事」。

今日はいただいたメッセージに対する、今のわたしの想いを書いてみます。

 

 

わたし自身は、新卒入社した会社を9ヶ月で退職しました。

(詳細は こちら ↓ のブログに書いています、よろしければご覧ください 🖋)

 

rin-to.hatenablog.com

 

メッセージをくださった方と同じように、

知人に「仕事、辞めようかと思ってるの」と告げると、すぐさま「早すぎない?」と返ってきました。

これが地味につらかったことを、今でも鮮明に覚えています。

 

職場での状況を知っているのも、毎日痛みを味わっているのも、理想と現実のはざまで葛藤しているのも、自分だけだから。

軽い言葉で「それなら辞めちゃいなよ〜」と言われることも、

軽い言葉で「なに言ってるの、早すぎるよ」と言われることも、

すごく、苦しくて。

どちらの言葉にも、なんの言葉も返せませんでした。

 

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メッセージをくださった方は〝きっとご両親に反対される〟とのこと。

きっと…

きっと、入社するときにはたくさん応援してくださったのだろうな、と思いました。

これまでも、世間から冷たい目で見られないように、できるかぎり火の粉がかからないように、あえて厳しい言葉をかけてくださっていた方々なのだろうなあ、とも。

 

その気持ちに応えたい、という想い。

両親を悲しませてはいけない、という気持ち。

彼らの思うように歩まなくては、というプレッシャーも、もしかしたら。

 

わたしの勝手な想像ですけれど、退職に踏み切れないのも頷けます。

 

 

誤解されやすいものですが、こうした気持ちって、実は悪でもないし、振り切らなければいけないものでもない、と思うのです。

本来、愛と責任感のあるすてきな気持ち

 

ただ、心を縛る鎖にするのか、心を奮い立たせるエネルギーにするのかを選ぶことができる、というだけで。

 

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そうはいっても、わたし自身のことをふり返れば、応援してくれていた両親に相談する勇気がまったく持てなかったのも事実で…。

ずっと言えずにいて、いざ決意が固まってから伝えました。

 

退職の意思を伝えたときには、母に泣かれてしまって。

物心ついて以降、まったく涙なんて見せなかった母のことを思うと、もう、電話越しに涙声を聞いているのも苦しくて申し訳なくて、死んでしまいそうでした。

 

 

だけど。

少し先の未来を考えたとき。

 

今のまま、心も体もズタボロで、暗い顔して働いている私と、

自分の納得のいく仕事をして、明るい顔で働いている私

 

どちらを喜んでくれるのだろう、と思ったのです。

 

どちらの選択が正解か、なんて誰にもわからないけれど

もし「あのとき決断してよかったね」と言ってもらえるとしたら、

それはきっと…〝これからの、自分のあり方次第〟なのではないかな、と。

 

 

「とりあえず3年」を乗り切れなかった自分には、なぜだか【落ちこぼれ】のレッテルを貼られたような気がしていました。

 

けれど退職して5年?…いや6年?経った今、そんなレッテルは、もう消えている。

ただ、経験として、私の手元にあるだけです。

 

「早すぎる」と言っていた人たちが、こぞって転職相談を持ちかけてくるくらい。💡

 

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目的なく「とりあえず3年」を過ごしてしまうのはもったいない、ように思います。

それならいっそ、目的を持って別の道を探す方が、実りは大きい。

 

この文章では、退職をすすめる人、になってしまいかねないのでお伝えしておくのですが、笑

どちらの道を選んでも、その道なりの学びがある。

それだけは確かです。

どちらの道を選ぶのも、最後は自分次第。

 

どんな学びを得たいのか。

どんな顔で働いている自分なら、好きでいられそうか。

 

仕事内容や、人間関係や、就業体系…

細かな悩みはきっと、たくさんあるのだろうと思いますけれど

ほんとうに大切なことは、そんなに多くない、はず。

 

 

そして最も大切なことは、

「辞める」「辞めない」の2択を考えたときに、決断が必要なのは「辞める」方だけだと思ってしまいがちなのですが…

「辞めない」=「この仕事を続けていく」

ということだって、大きな、重要な決断です。

 

時はただ流れている訳ではなく、

きちんと自分で選びとって、進んでいるのですよね。

 

それが意識的にでも、無意識的にでも。

続けるという選択を、自分で選んで掴んでいる。

それをいつも、忘れないでいたいな、と思っています。

 

だから、仕事や環境に対する愚痴や、文句ばかりが自分の口からこぼれてくるときは、要注意。

選択権はいつだって自分にあるのだから。🌹

 

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仕事について色々なことを考えるうち(とくに、退職で悩んだりしたことで)誰にどんなことを言われても、この人生の舵を取れるのは、結局のところ自分だけ。

そんなことを、強く強く実感しました。

 

いろんな人に相談したり、話を聞いてもらったりしても、最後の最後に、話し合わなければいけないのは「自分自身」

ここだけは、逃げないこと。

それが前進するための、大切な条件なのだと思います。

 

(とはいえ、1人で悩みなさいー!というつもりはなくて。💡

1人で向き合うだけではなく、「自分と向き合うこと」をサポートしてくれる人の力を借りるのも大事!

私が学んでいたコーチングも、その力のひとつだなあと感じました。コーチングに限らずとも、そうした能力の秀でた友人に話を聞いてもらう、なども良いと思います!)

 

どうかメッセージをくださった方が、納得のいく選択をできますように。

選択の先で、笑顔の日々を過ごせますように。🕊

 

 

2021年をふりかえる

もう1月も後半ですが!笑

2021年はとても印象深い1年でしたので、ふり返りを書き残しておきたいな、と思い。

遅ればせながら、投稿します。🌹

 

2021年はめまぐるしい年でした。

出来事でいえば「婚約した」「引っ越した」が大きな事柄で、言葉にすればそれでおしまいなのだけど、それに伴ういろんなことがあって。

なにより自分の心境の変化が大きい1年だったなあ、と思います。

 

 

婚約しました

2021年の一番大きな出来事。💍

お互いの両親とはすでに会ったことがありましたが、改めてご挨拶に伺ったり、来てもらったり。緊張……!

温かい言葉をかけていただいて本当にうれしかったなあ、忘れられない1日です。

 

ちなみにこの日は、

  • 彼のご両親への挨拶
  • 彼のお誕生日祝いのフレンチ
  • 私の両親への挨拶

この3つを、すべて1日に詰め込んでしまい…

自分の両親が快く承諾してくれたあと、気が抜けたのか、具合が悪くなり動けなくなったところまで含めて、忘れられません。笑

 

 

結納&両家顔合わせ食事会をしました

すぐには挙式や披露宴などもできなそうな今のご時世…

「わたしたちはどんな風にしていこうか」と話し合って【結納】をすることに決めました。

時勢のことも鑑みて、【両家顔合わせ食事会】も同時開催としました。

 

両親ときょうだいに来てもらって、結納の儀式をしたり食事をしたり…

あたたかく穏やかで、とても良い時間に。

 

ちなみに、招待状しおりは手作りしました。

はじめての【花嫁DIY】!

 

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凝り性と完璧主義を発揮してしまい、笑

なんどもなんども修正を重ねて作りました!

彼や、彼のご家族、自分の家族にも喜んでもらえて良かったです。🌹

 

納得のいく仕上がりにしたくて、水引細工まで手作りしたのでした。

 

招待状としおりに関しては

2022年中にデータ配布ができたら、と思い描いています。🎁

かなり時間と手間をかけて作りこんだので、これから両家顔合わせ食事会などを予定されている花嫁さんの助けになればうれしいな、と。

 

 

それから、

最後の機会になるであろう振袖を着ました。

 

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大好きな大好きな、この振袖。

 

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もう着れなくなってしまうのがかなしいけれど、こうして着る機会を設けてくださった彼とご家族に感謝しています。🌹

 

祖母に、見せることができてよかった。

 

引っ越し、ふたり暮らしがはじまりました

なにもかにも大変でした!笑

家具や家電をひとつ買うにも、機能やサイズやデザイン、色んなことを考えなければいけなくって(いけなくはないけれど、こだわりの強い性格が難儀なのでした)、頭がパンクしそうな日々……。

 

1人暮らしで使っていたものをできる限り応用して、極力、ものを買わないように。

慌てて買って失敗するパターンをどうにか回避したくて。

どうしても必要なものは吟味して、納得して買いました。🌹

 

ちなみに、一番よかった買い物はコアラマットレス

 

 

我が家はクイーンサイズにしています。

ふたり暮らしで買ってよかったもの、なども今後更新したいなと計画中です。💭

 

生活を整えるのにかなり時間はかかりましたが、久しぶりに毎日料理をするようになったり、ふたり分のお洗濯のペースをつかんだり。

「ふたりで暮らす」を作る楽しみができました。🏠

 

秋を全力で楽しみました

そうこうしているうちに秋が来たのですが、秋に叶えたいと思っていたことはほとんど叶えた気がします。

  • ピクニック
  • ハイキング
  • 水辺をお散歩
  • 紅葉狩り

昨年は、自宅から本や飲み物をもって、1人でお散歩に行くのが好きでしたが、今年は、誰かと車で出かけて、出かけた先でのんびりすることが多かったです。

 

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婚約者や、母や祖母との時間を大事にしたくて、一緒によく出掛けた秋でした。

 

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ハイキングにも行きました。

 

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婚約者にとってははじめてのハイキング、だというのに、超曇天!笑

絶景を見せたかったのに、すべては雲の中……。かなしい…

 

どんなことが好きなのか、

どうして好きなのか、

知ろうとしてくれて本当にありがたいことです。

 

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ちなみに、大忙しだった春にも

どうしても見たい! と、桜と藤を見に行きました🌸

 

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四季の美しさを見ておきたいという気持ちが強すぎて、これは情熱と言ってよいものか… もはや執念かもしれません…

 

 

1月~6月、年末は生け花を

1月~6月に生けたお花たち。

(の、一部)

 

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今年はずっと、新風体(しんぷうたい)という生け方でのお稽古を続けていました。

肉眼だともっともっと美しいので、写真の技術が及ばず悔しいな~と思い続けています。



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6月末に引っ越しをしてからは、お稽古はお休み。

生け花の先生である祖母から「まずは2人の生活をしっかりと整えることに集中しなさい」という言葉をいただき、生活に集中させていただきました。

 

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ただ、12月の末には

お正月のお花を生けるために、数か月ぶりにお稽古。🌹

 

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祖母の花材の選び方はいつも素敵。

 

お花を生けていると、「美しい」を作ること、そのために考える時間がやっぱり好きだなあ、といつも思います。

 

作りこんだから美しい、というわけでは決してなく。

それぞれの個性を生かすこと、のびやかな美しさをつくること…。

それがとても面白く、難しく、楽しいのですよね。🌹

 

 

6年ぶりに、社交ダンスの髪上げをしました

社交ダンスの髪セットをすること、通称「髪上げ」と言うのですが、ずいぶん久しぶりにやりました。

 

仲良くしてくれている後輩ちゃん。


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お世話になっている先生の、パートナーさん。

 

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社交ダンスに適した髪セットには、いくつか条件があると思っていて

  • 激しく踊っても崩れないこと
  • 身体を美しく見せてくれるシルエットになること
  • ホールド(踊るときのフォーム)を組んだときに、美しいこと
  • 360度どこから見ても美しいこと

など、など。

 

美しい、に固執しすぎ…? とも思ったけれど

社交ダンス、あるいは競技ダンスは、そもそも美しさを追及するスポーツとも言えるのだし!

(少なくともわたしの中ではそうです…!)

 

そんな感じで、こだわりを持ってやっていたので

現役当時も、試合の前日には「髪上げをお願いしたい」と言ってくれる人がたくさんいたのですよね。

 

今回、6年ぶりに髪上げをして、とても幸せな達成感を味わわせていただきました。🌹

 

まず本人たちが喜んでくれたことがなによりうれしい。

くり返し鏡を見たり、写真を撮ったりしてくれているのを見ると、つい、にまにましてしまいますね。

 

そして、今回はそれだけじゃなくて……

周りの方々(先生方や美容師さん、お客様まで、本当にたくさんの方)に

「素晴らしいセンス」

「職人」

「本業の人の仕上がりだよ」

などと言ってもらって……

なかには「なんで仕事にしないの?」とまで言ってくださる方も。

 

恐縮してしまうけれど、もちろんお世辞だってあると思うけれど、それでもとても嬉しかった。

 

これまで、これを仕事にしようなんて思ったこともないけれど

何かの機会に、そういうことができたら幸せだなあと思ったりしました。🌹

 

結論、やっぱり「美しい」を作るのがとても好き!

 

 

遠出は一度もせず、旅行は県内の温泉に

2021年は人生ではじめて、住まう県から出ずに過ごしました。

祖父母がどちらも遠方に住んでいたので、子供のころから「遠くへ行く」ということが当たり前の習慣として、わたしの生活にあって。

 

そうでなくとも

  • 県外に住む友人に会いに行ったり
  • 買い物に行ったり
  • 仕事で

と、わりと気軽に新幹線に飛び乗るタイプだったのですが、今年はなんとゼロ…!

どうしたって落ち着かない中ですし、静かに過ごした感覚です。

 

遠くに住んでいた祖母が、今は近くにいるので「どうしても行く!」という理由がなくなったのも大きいかもしれません。

 

ちなみにわたしは岩手に住んでいるのですが

  • 誕生日
  • クリスマス

には県内の温泉旅館に泊まりに行きました。🌹

 

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普段は「旅行もかねて~」と、岩手ではない、遠くの宿を探してしまいがちなので

せっかくの機会だし「岩手の素敵なお宿を見つける」のを楽しむことにしています。

 

岩手は温泉地も多いので、選択肢がたくさんあって、意外と飽きずに続いています。✨

 

2020年~2021年の2年間で

すでに「絶対また行きたい!」と思えるお宿にいくつも出会えていてうれしい。

 

 

ふりかえる

自分と、自分の一番近くにいるひとたちとの時間を大事にした1年。

 

婚約して引っ越したくらいで…と思っていたけれど、

改めて振り返ってみると、意外と色んな出来事がありました。

 

たくさんできた、というよりも

1つひとつの物事に丁寧に向き合えた感じがしています。

 

びゅんびゅん動いていくのが良い、と思いがちな人生を歩んできましたが、

じっくり丁寧に向き合うのも、また幸せなことでした。🌹

 

2021年、めまぐるしくも穏やかで、とても良い1年でした。

2022年も、この感覚を大事にしたいな。

 

それではまた 🕊

結婚の、ご報告

こんにちは、aiです。🕊

SNS等ではご報告しておりましたが、改めて。

婚約していた方と、2022年1月14日に結婚しました。

 

 

春の終わり、初夏のころに結納をしました。

 

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結納から時間をゆったりと取り、ふたりにとっての良い日、そしてお互い「この日!」と思える良い日取りで結婚できたことを、とても嬉しく思っています。

 

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夫婦という言葉にはまだまだくすぐったさもあるのですが、【1人と1人の人生】ではなく、【2人の人生】になったのだなと、すこしずつ噛みしめています。

うれしく、そして身の引き締まる想いです。

 

2人で歩む日々が楽しく、温かいものとなるよう、力を合わせてゆきたいと思います。

 

 

TwitterInstagramではたくさんのお祝いの言葉をいただき、ありがとうございました。温かい言葉をかけてくださり、そのどれもがとても嬉しく、みなさまのやさしさにふれ胸がいっぱいです。

つたない発信ではありますが、その時々の全力を尽くして、そしてときには深呼吸をして。自分らしいかたちで続けてゆきたいと思います。

これからも、どうか宜しくお願い致します。

 

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ai 🕊

新卒入社から9ヶ月で退職し、自分を許せるようになるまでのこと

仕事、に関してご質問をいただいたので、今こうして、心おだやかに働けるようになるまでの過程を、少し振り返ります。

 

以前、3年ほど前にも書いたことがあるのですが、その時とはすこし違った気持ちでいます。

当時の文章を土台に、追記しました。🌹

 

 

わたしは新卒で入った会社を、1年と経たず退職しました。

 

退職を決断したのには、いろんな理由が重なってのことでしたが、

簡単に言うと、心と体のバランスが取れなくなってしまったから、でした。

 

自分にぴったりの仕事! と希望いっぱいに入社したぶん、

辞めてしまった事実が、大きなショックで。

(自分で決めたことなのに、、、)

 

決断は間違っていないはず、と思う反面、

どこか自分を信じられずにいました。

 

私はこんなに弱い人間だったのか…

一体どこで道を間違えてしまったの…?

どうしたらよかったのだろう…

 

人に会うときは絶対口にしなかったけれど、

そんなことばかり、考えていたような気がします。

 

出来れば誰にも会いたくなかったですし

「私のことを知っている人」が1人もいないところへ行ってしまいたい、とさえ思っていました。

 

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自己否定と自己嫌悪のループをしながら

海の底に沈んだような気持ちで過ごしていました。

 

その後ひょんなことから、

アパレルの販売員として、しばらく働くことになり、小さく社会復帰(?)しました。

 

その頃からでしょうか、

それまでも習慣だった「ノートを書くこと」を、もっと意識的にするようになり、

自分の心の声を、時間をかけて聞くようになってゆきました。

 

  • 今は何をしたい?
  • どうしたら嬉しくなる?
  • 明日はどうしたい?来週は?1か月後は…?

 

今の気持ちを確かめるところから、徐々に、未来へと視点をうつして。

 

〝求められている答え〟

〝そう思い込みたい答え〟

ではなく、

〝心から望む答え〟

だけに、耳をすませる。

 

そうして、心の土台を

ゆっくり、じっくり組み上げてきたように思います。

 



  • 仕事は、人生を構成する要素の一つでしかない
  • 人生の歩み方を考えるのに、他人の顔色は伺わなくていい

 

当たり前のようなこの二つのことを、もう一度咀嚼しながら、

「自分が心地よく生きるにはどうしたらよいのか」、静かに模索する日々でした。

 

本を読み、素敵な人の発信を見て、

時には話を聞いたりして。

 

そうこうしているうちに、

心底、自分に絶望していたところから

そんな自分も認めつつ、上手くやっていこうかな、と思えるまでになりました。

 

完全にもとどおりの、元気な心になったかと言われると、正直、そんなことはなかったと思います。

 

仕事を辞めたことを後悔はしていなかったけれど、自分にがっかりしてしまった自分も、いました。

続けたかったし、頑張りたかった。

その場所で頑張っている自分を、好きでいたかった。

 

でも、そう思ってしまっていた自分のことも、最近ようやく許せるようになってきたな~と思うんです。🌹

5年経って、ようやく。

 

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当時のわたしが、自分と向き合って出した答えとして、

アパレルの販売員から、現在の仕事に転職を決めました。

 

新卒時と同じ業界です。

ただ、業態が異なるため会社のあり方は全く違っていますし、職種を変えたことで、働き方も大きく変化しました。

 

業態も職種も働き方も、

自分と向き合って見つけた、自分に合うかたちに

 

この仕事に転職して5年目になりますが、

今は、仕事とプライベートのバランスをうまく取りながら、

心おだやかに過ごしています。🌹

 

ちなみに、この5年のうちに

退職を本気で考えたタイミングが一度だけありましたが、その件に関しては(事故というか、事件というか…、いわゆるハラスメント系です)、機会があればいずれ別の投稿にするかもしれません。

 

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そして、これからの在り方を、今もまたゆっくりと考えているところです。

 

どんな形になるかはわかりませんが、

私の好きなことや得意なことが誰かの助けになったら、嬉しいなと思います。

 

 

一時は、

もう立ち直れないかもしれない、などと絶望していましたが、

今はこうして、軽やかに日々を楽しめるまでになっています。🌹

 

立ち直れたか、と聞かれるとよくわかりませんが

当時の自分の苦しみや、そのあとにずーっと感じていた絶望感、漠然とした罪悪感

そういうぐちゃぐちゃになったものたちを、やっと許せるようになった、という感じでしょうか。

 

少なくとも、もう暗い気持ちではありません。

当然ながら、ひとりでここまでこれたわけではなくて、寄り添ってくれたたくさんの人たちに心から感謝しています。🌹

 

 

私の社会人生活・ダイジェスト版でした!💡

今回は、仕事について悩むどなたかの元に届けばいいな、こんな人間もいます、という気持ちで書きました。

 

何かご質問等あればいつでもお声がけください。

わたしのできる限りでお答えしたいと思います。

では、また次の投稿で。🖋

 

 

「スルスルと上手くいく!」をつくる方法

以前、読者さまから、こんなメッセージをいただきました。

 

aiさん、こんにちは🌻

質問なのですが、よく流れに身を任せなさいという言葉を見かけるのですが、それって結局どうしたらいいのか分からないんです。焦らず、身を任せなさいと言われてもピンと来なくて、おそらく何もしないという意味ではないと思うんですが。

aiさんの考えを聞きたいです。

お手すきの際によろしくお願いします。

 

いつもご覧くださってありがとうございます。🌹

わたしなりの考えではありますが、お答えしてゆきたいと思います。

 

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あまりお話したことがなかったかもしれませんが

わたしはこの「流れに身をまかせる」こと、とても大切なことだと思っています。

 

流れるままに、

するすると物事がうまく進んだり、

思いもよらぬ良いご縁に恵まれたり…

 

言い方を変えるとするならば

「トントン拍子」が近いように思います。

 

この感覚を得る機会が、これまで何度かあったのですが

抵抗すればするほど不思議とうまくいかなくなり、

「なるようになるか〜」と思えば思うほど、自然と良い方へ向かっていったのでした。

 

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わたしの思う「流れに身をまかせる」をご説明しますね。

大切なポイントが2つ。

 

  • 良い「流れ」を作り出すのは自分
  • 「流れ」はベストなタイミングでやってくる

 

です。

 

まず前提として、ここでいう「流れ」は

スルスルと、自然と良い方向へ向かっていく

という状況を指しています。

 

こんな流れに、いつでも乗っていたいですよね…!

 

あるがままに過ごしているだけで、

良い方へ、良い方へと向かっていく、だなんて。

 

 

流れに身をまかせる、というのは

ご質問者さまがおっしゃってくださったように

何もしない、ダラダラする、ということではなくて。

 

その過ごし方では、

ご本人が相当な運の持ち主でない限り、どれだけ待っても良い「流れ」は来ない、と思うのです。

 

だって…

「流れ」は自分で作り出すものだから。💡

 

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何をしなくとも

ただあるがままにいるだけで

良い方へと向かっていく、流れ。

 

この流れ、というのは

  • 自分
  • 環境
  • タイミング

の3つで出来ているな~、と思っています。

 

自分の準備ができていて、

環境が整い、

歯車がカチッとかみ合うタイミング。

 

この3つの要素を満たした状況が、良い流れのとき、なのですね。

 

 

ですので、

がむしゃらに頑張ったからといって、良い流れができるとは限らない…。

 

とはいえ、

「がむしゃらに頑張る」が間違っている!というわけではなく。

 

がむしゃらに頑張った、その先には

  • 自分の準備を整える

に繋がったりもします。

大事なアクションであることに間違いはない、とわたしは思います。

 

環境とタイミングは、正直なところ、自分で調整するのが難しいです。

少なくともわたしは、この2つについてはあまり意識しないことにしています。

 

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意識するのは【自分の準備】だけ。

 

不思議なことに、良い流れが起きている時って

自分は「何もしていない」、と思っていても

その少し前に心構えができていたり、すでに精神的な成長をしたあとだったり…。

 

自分にとって無意識の出来事だったとしても、

良い流れが起きてくると「あ、成長していたのかな」とわかったりします。

 

 

これまで数回、この流れを経験して、

そのメカニズム…とまではいきませんが、笑

どんな条件で起こっているのかな、どうしたら再現できるかな、と分析を繰り返した結果です。🌹

 

自分の準備を整えること。

小さな積み重ねを続けていること。

 

そうして自分を高めているうちに、環境が整い、

ベストなタイミングがめぐってくる。

 

「あれ?なんだかスルスルと物事が進んでいくような…??」

そう思ったら、そのまま身をまかせるだけ。

 

なかなか実現しないな、と思っていたようなことや

こうなったら理想だけど、難しいだろうな、と思っていたようなことが

すぐ手が届きそうなところに、やってきたりします。

 

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少々脱線してしまいましたが、

「流れに身をまかせるって、どうすれば良いの?」

というご質問に、端的にお答えするならば

自分を高めることを、ちいさく続ける。

この一言になるのかな、と思います。

 

素敵なところへ連れて行ってくれる「流れ」、

その流れに乗るための準備

 

自分の準備ができていなければ、流れがきても乗ることはできません。

流れを気ままに待ちながら、階段を少しずつ上がってゆきたいな、と思います。🌹

 

それでは、また。

 

 

【人生で叶えたい100のリスト】を書くコツ

先日、久しぶりに【人生で叶えたい100のリスト】を書きました。

これを読んでくださっている方の中にも、書いたことあるよ~という方がたくさんいらっしゃると思います。🌹

もちろん私自身も、これまでに何度も書いてきたリスト。

 

ただ、今回は人生で初めて、すべてを埋めることができました

 

100個って実は結構多い。

これまでも頑張って色々書いてきましたが、50個とか60個とかで筆が止まってしまうことばかり…。

どうやって100個なんて埋めているんだろう? と長らく疑問に思っていました。

 

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今回、100個すべてを埋めることができた理由は、色々あるのですが、特に

・自分の望みに優劣をつけるのをやめた

ウィッシュリストに関する思い込みを手放した

からかなと思います。

 

 

どういうことかというと

「これはここに書くほどのことではない…」

「せっかく書くんだし、大きな夢をたくさん書きたい…」

「いつでもできることは書かなくていいよね…」

と、思うことをやめました。

ちなみにこれ☝は実際に私が思っていたことの一部。(まだまだある)

 

私の中にあった、最も強い思い込みは「人生で叶えたい100のリスト」というからには、人生レベルの野望を書かなくちゃ。というものでした。

 

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「美味しいチョコレートが食べたい。」

なんていうのは今すぐにでも叶えられるちっぽけな望みだから書く必要はなくって、

「世界一周の船旅をする。」

みたいな、そう簡単には叶わなそうな望みを書かなくちゃ。

 

と、心のどこかで思っていました。

 

でも本当は、この2つの望みに違いはないのですよね。

どちらも同じく「私を幸せな気持ちにしてくれること」

優劣をつけているのは私だけ。

 

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そして、最近強く思っていることがあって…

それは、100のリストを作る上で大事なのは【すぐに叶えられそうな望み】なのではないか? ということ。

 

人生というのは毎日の積み重ね。

今日、明日、明後日、一週間後、一年後…

そうして積み重なっていく日々こそが、人生。

 

それならきっと、明日にだって手に入りそうな、ちいさな望みを、明日ちゃんと叶えてあげることで幸せな人生が作られるんだろうな、って。

 

ヘッドスパに行く。

両親にプレゼントをする。

気になっているレストランで食事。

その気になれば、今週末にだって叶えてあげられそう。

 

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もちろん、自分の力だけではどうにもならない望みだってある。

私にもあります。

けれど、そういった自力ではままならないものに、自分の幸せの全てを託してしまうと、いつ自分の手元に幸せがやってくるのかわからなくて、苦しくなってしまうこともある…。

 

だから、100のリストを大きな夢や野望だけで埋め尽くす必要はないんです。

「その気になればすぐ叶ってしまいそう」なことだってたくさん書いていい。

だってそれは、それだけたくさんの方法で自分を幸せにできる、ってこと。

 

 

余談ですが、先日とある起業家の方は

100にとどまらず、1,000のリストを作るとおっしゃっていました。

自分を幸せにする方法が1,000個も載ったリストが完成したら、いったいどんな気持ちになるのでしょう!

なんだか無限のパワーが湧いてきそう。💪