仕事は、あなたの人生そのものではないから

仕事や、転職活動について、

  • これ!と思う「やりたいこと」があるわけじゃない
  • 就きたい職業が決まっていない
  • 入りたい企業がパッと出てこない
  • キャリアプランを思い描けていない
  • 雇用条件の優先順位に迷ってしまう

こうしたお悩みを持つ方はとても多いように感じます。

 

でもね、わたしはこうしたお悩みを持つ方に「全然大丈夫~!」ってお伝えしたいな、って思っているんです。🌹

 

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やりたい仕事や、企業の情報、条件や、数字のこと。

とっても大事。とっても大事だけれど、それは本質ではないのですよね。

 

仕事は、あなたの人生そのものではなく、あなたの人生の「1つの要素」。🌹

最も大事なことは、あなたの人生、あなたの生活、あなたが大切にしたいものごと、について考えること。

それに沿った選択肢を持つこと。

 

例えば、こうした視点で、自分の人生を考えてみることから。▼

  • わたしはどんなふうに暮らしていたい?
  • どんなマインドで生きていたい?
  • 5年後のわたしはどんな言葉をよく使っている?
  • どんな人たちと関わって、どんな話をしていたい?
  • どんな服で、どんな場所に立っている?
  • 休日はどんな過ごし方をしてる?

〝理想の自分のあり方〟を見つめる。

そうして「その自分は、どんなふうに働いていそうかな?」と視点を動かして、仕事について考える。

 

そうすると、同じ「求人情報を見る」「働き方を考える」ことであっても、少し違った選択肢を持つことが出来たりします。💡

求人情報とずーーっとにらめっこしていると、どうしてもその枠の中で考え込んでしまうから。(わたしもそうでしたから、すっごくわかります)

 

理想の自分に、理想の自分のライフスタイルに、仕事を合わせていく

その視点をいつも忘れずにありたいです。

 

ご質問やご相談、リクエストなどあればお気軽にコメントくださいませ。📧

コメントで、あるいはブログ投稿にて、できる限りお答えします!

それではまた。

 

 

 

目標に【本気】を出し切れない理由

「やりたいことはある。でも、本気を出し切れない…」

 

その理由のひとつは、

本気を出したのに、叶わなかったらどうしよう。

という不安が心の奥底に隠れていて、足枷になっているから。

 

無意識のうちにこの足枷をかけてしまっていること、よくあります。

 

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本気を出したのに、叶わなかったら?

自分のすべてを出したのに、届かなかったら?

 

これって実は、大人になればなるほど、大きく重くのしかかってくる不安なのかもしれないな、と思います。

 

これまでの人生で味わった、叶わなかったときの悔しさ。

流す涙だって、知っているから。

 

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わたし自身も、何度もそういう経験をしてきました。

お金も時間も健康も、そして心さえも削って全力をかけたのに、それでも最後の最後、届かなくて…、ということもありました。

(色々なことを犠牲にしすぎてボロボロになってしまい…、もう二度とそういうやり方はしないと思いますが、とてもいい経験でした!)

 

涙も枯れ果てるほど泣いたけれど、それでも。

それでもやっぱり「やらなければよかった」とは、1ミリも思わなかった

 

それはきっと、

〝やらなかった自分〟では、絶対に見ることができなかった景色が、目の前に広がっていたから

 

簡単に言うと【ステージが変わっている】ということ。

いつの間にか、こんなに遠いところまで来てたのか、って。

 

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結果が、もし目標に至らなかったとしても、それは、あなたの頑張りが消えてなくなる失敗、などではありません

 

  • 【目標】は、本気を出す先の目安
  • 【結果】は、あなたの何かを否定するものではないということ

忘れずにいたいなと強く、強く、思っています。

 

それでも勇気が出なかったり、本気を出すことに対する不安が、むくむくと湧いてきたときは、視点を変えること。💡

  • その先でどんな景色が見れるんだろう?
  • 本気出したわたしは、どんなステージに立ってる?
  • その過程で、どんな素晴らしい景色に出会えるだろう!
  • この道のりの向こうで、いったいどんな選択肢を手に入れるんだろう?

こうしたことを、一度しっかりと考えてみるのも、いいかもしれません。

 

気になること、ご質問やご相談があればお気軽にコメントくださいませ。💌

コメントで、あるいはブログ投稿にて、できる限りお答えします!

それではまた。

 

 

「感情がコントロールできない」という悩み

こんにちは、ai です。

 

よくお聞きするお悩みのひとつが「感情がコントロールできない」というもの。

今日は、これについて思うことを書きたいと思います。🌹

 

おそらく「感情がコントロールできない、できるようになりたい」というのは、多くの場合「感情に振り回されて、苦しい想いをしたくない」という意味ではないでしょうか。

 

たとえば

  • イライラして身近な人に当たってしまうのをやめたい
  • 一度落ち込むと、しばらく浮上できなくて苦しい
  • 他人の言動でいちいち悲しくなってしまう
  • 機嫌よく過ごしていたいのに、すぐ腹を立ててしまう

とか。

 

本当は、いつでも朗らかで機嫌よく、楽しく過ごしていたいのに。って。

 

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わたしが思うに、感情をコントロールすることはできません

 

だって、心が感じるものを、感じないようにする、って!

ロボットか、特殊な訓練を積んでよほど無機質無感動な人間にでもならなければ無理だと思うのです。

 

うれしい、楽しい、愛しい、感謝、ワクワク…、と同じように

悲しい、さみしい、腹立たしい、イライラ、モヤモヤ…、だってある。

 

プラスの感情だけ持つ人間になる、なんて出来っこない。

そもそも、こうした喜怒哀楽があるからこそ人は美しくて、人生は面白い。

(苦しいときにはそんなこと思えないんですけれど。笑)

 

きっと「感情をコントロールしたい」というのは、ロボットのように無感動な人間になりたい、という意味ではないと思うのですよね。

 

とはいえ!

「人間らしく感情に振り回されて、苦しい想いをしてね」という意味ではもちろんなくて。

大事なのはネガティブな感情でいる時間を短くすることという話をしたいと思います。🌹

 

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いつもご機嫌でいる、というのは、ネガティブな感情を一切持たないという意味ではなく、機嫌よく過ごす時間を増やす、ということ。

つまり、ネガティブな感情でいる時間を、短くする

 

「悲しい」「いやだ」「腹立たしい」というようなネガティブな感情が起こるのは自然なことですが、それを味わい続けるかどうかは自分の選択。💡

自分がご機嫌になるためには何が必要なのかを知っておくことが重要です。

 

 

わたし自身は、起こったことをパッと忘れたり、とりあえず切り替える、のは本当に苦手。そうすると確実に後々まで引きずってしまって、ご機嫌な女性とは程遠い結果になってしまう…。

 

だから、〝自分にとっての最短で〟気持ちが切り替えられるようにする。

ちゃんと感情と向き合って、しっかり解決策を練ることにしています。

 

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そうして、気が済んだなら。

ずるずるとネガティブな感情を引きずらずに、きちんと切り替える。

「調子いい~」と言われてもいいんです。コロッと笑顔になる。💡

 

ご機嫌でいる時間を増やす、というのは、不機嫌でいる時間を減らすことだから。

必要以上に、ネガティブな感情を引き延ばさないことも大切だと思っています。

 

 

〝自分にとっての最短で〟気持ちを切り替える方法は、人それぞれあるかと思いますので、ぜひ色々模索してみてくださいね。🌹

 

ご質問、ご相談、リクエストなどありましたら、お気軽にコメントください。

それではまた!

 

 

行動できない理由

こちらの投稿👇でも、自分の心のなかの不安と向き合う、ということを書いたのですが

rin-to.hatenablog.com

 

やはり、目標とするステージへ自分を連れていきたい、自分を変えたい、というときには、自分の奥の奥にある本音と向き合わないとうまく進めなかったりする、と思います。

 

  • 目標ははっきりとあるのに、なぜか行動に移せない、とか
  • 収入を増やしたくて副業を始めたのに、行動することに苦しさを感じてしまう、とか
  • 結婚したいと思っているはずなのに、婚活や恋人を作るための行動にやる気が出ない、とか

 

こういった状況の1つひとつには、自分でも気づいていない【隠れた本音】があって、それがブロックになってしまっているパターンが多い。

 

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逆を言うと、【隠れた本音】を自覚し、向き合ってみることで、行動へのスタンスも、意欲も、考え方さえも変わってしまうことがあるということ。💡

 

  • すっきりと晴れやかな心を作りたい
  • 感情の切り替えができるようになりたい
  • 迷いなく進みたい!
  • 自分にぴったりの目標を立てたい

 

そんな想いのある方は、一度自分の心の奥の奥にある本音を引き出してみると良いのかも。

 

本音を引き出す問いかけの例

  • 立てた目標のなかでしっくりこない点は、どう言い換えるとしっくりくる?
  • 行動しないことによって守られているものは何だろう?
  • モチベーションはどんなことによって下がってしまう?

 

気になること、ご質問やご相談があればお気軽にコメントください。📧

コメントで、あるいはブログ投稿にて、できる限りお答えします!

それではまた。

 

 

コーチングを学んだ理由

こんにちは、ai です。🌸

 

わたしは2019年にTCS認定コーチングスキルアドバイザーという、コーチングに関する資格を取得しています。

 

その当時のわたしは、みなさんにお伝えしたいことがどんどん明確になってきた時期で、そのために「土台をしっかり固めたい」と強く思うようになっていました。

 

その内容というのが、自分と対話を重ねて、重ねて、自分の奥にある本質に迫っていくこと

それをセルフコーチングと呼ぶことすら知らなかったのですが、笑

わたしは大学の頃から、これを自己流でやっていました。

 

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わたしはこの【自分の奥の奥にある本音を引き出して向き合うこと】を大切に思っていて。

  • 心のなかのモヤモヤが、どこから来るのか
  • この言葉を聞くと悲しい気持ちになるのは、どうしてなのか
  • やりたいと思っているはずなのに、動き出せないのはなぜなのか
  • 目標に対する行動に苦しさを感じる、その理由はなんなのか
  • 自分が本当に手に入れたいと思っていることは、なにか

例えばですが、こうしたことを1つひとつ紐解いていく。

 

そうすると…、

  • すっきりと晴れやかな心を作ることができたり
  • 感情の切り替えがしやすくなったり
  • 迷いなく進むことができたり
  • 自分にぴったりの目標を立てられるようになったり

します。

 

心のなかのモヤモヤがぱあっと晴れていく感覚がとても好きで。

エネルギーが溢れて、目の前の目標に全力になれるのが心地よくて。

(モヤモヤを残したまま全力って出せないなあと思いました、実体験として)

 

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この「自分の本音と向き合い、前に進んでいくこと」を発信してみようかなと思い立ったとき。

 

色々調べてみると、これを1対1の対話によって引き出す方法をコーチング】と呼ぶことを知ります(ここでやっと、自分がやってきたのはセルフコーチングだったということも知りました)。

そしてこれを、論理的に学ぶことのできる場所がちゃんとあるのだということもわかり、思い切って飛び込んだのでした。

 

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コーチングスキルアドバイザーの資格を取得してからは、発信だけでなく、1対1の個別セッションをご提供したりしていました。

その後ライフステージががらっと変わってしまって、しばらく募集は行っていなかったのですが、また少しずつ、取り組んでいきたいと思います。

 

(基本的にこのブログでは「凛と、生きてゆく」ことをテーマに発信してゆきますので、それに沿った内容で、コーチング的観点から生かせる考え方や方法があればお伝えする、という感じになります🌸)

 

何か聞いてみたいことやご質問、リクエスト等ありましたら、コメントやSNSでいつでもお声がけ下さい。

また書きます。🕊

 

 

不安に対するアプローチの仕方。「どうなっても大丈夫」と思うために

以前、新卒入社した会社を退職した際の話をこちらに書いたのですが、

rin-to.hatenablog.com

こちらのブログに、ご質問をいただきました。

高校3年生の時に心が疲れきってしまって以来、アルバイトしかしたことがありません。
最近は年齢の焦りもあり、就活を少しずつ始めているところですが、やはり不安の方が大きいです…。
心と体のバランスが取れなくなった、とありましたが、aiさんが現在のお仕事を目指した時の心の持ち方?みたいなものはありますか?

新たに挑戦するとき、前に進むとき。

やはり、どうしたって不安や恐怖は拭えないものですよね。

期待感や希望だけが満ち満ちていればそれに越したことはないのですが…。

 

かくいうわたしも、新卒入社した会社を退職した当時は「働くこと」そのものが恐ろしくなってしまっていて。

社会復帰したい気持ちは確かにあったのですが、とても怖くて、一歩を踏み出せない…という状況にありました。

 

学生時代のように打ち込めるようなものもない、やりたいこともない。手にあったはずのそれは、退職によって手放してしまった。

そうなった今、働いてゆく原動力がどこにあるのかもわからなくて。

 

しばらくぼんやりと過ごすばかりでした。

 

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そんな風にしながら過ごしていたころ「アパレルの販売員として働いてくれないか」というお誘いがあり、困っているのだというそのブランドで、しばらくのあいだ働いてみることにしました。

正直なところ、働けるのか、今後どうしていきたいのかもわからずにいたので「アルバイトなら…」という、今振り返ればだいぶ消極的な感覚だったと思います。

 

結果的に、これが良い方に作用してくれました。

 

少しずつ、本当に少しずつではありますが前を向いてゆくことができるようになり、働いているうちに、自分と向き合うこともできるようになってきて。

次第に「このままずっとこうしてはいられない」と感じるようになりました。

 

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アパレルの販売員は楽しかったですし、一緒に働く方や本社の方々にも「続けてほしい」と言っていただくこともあって…、本当にありがたかったです。

でもやっぱり、このままでは終われない、と思いました。

 

もう一度チャレンジすることに、怖さがないかと言われたら…そんなことはなく。

もちろん不安も恐怖もあって。

また身体を壊したらどうしよう…。

また心を病んだらどうしよう…。

また退職することになったらどうしよう…。

そもそも、就職できなかったらどうしよう…。

…と、もう無限に出てくるんです、ネガティブな気持ち!

 

でも、そうしていても何も変えられないとわかっていたから。

だからわたしは、不安を抱き続けることよりも、対策を練ることにしました。

 

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抱いている不安を全部洗い出して、

  • 身体を壊さずに働くにはどうしたら良いだろう?
  • 心を病まずに働くには、どんなことが必要だろう?

不安を払拭するための具体的な方法を考えることや、

  • どうして今のところを出て、別の形で働きたいんだっけ?
  • ここで叶えられないことは何だろう?
  • 新たな環境で得られるものは何だろう?

新たな挑戦をしていくことの意味、自分にとっての価値を見直してみること。

 

そのほかにも、できることは沢山あって、

  • 優先順位を決めて、自分と約束をする。
    (例:次はどん底まで落ちる前に退職して、きちんと切り替えて次を探そう。自分を使い潰すようなことをしない。)
  • 就職活動に対する意識を見直す。
    (例:今すぐ就職できなくても、タイミングが悪かっただけで、探すのをやめなければいずれご縁がある。)

など、など。

 

他にもいろんなことを自分のなかで決めて、前向きに就職活動へ向かっていくための基盤を整えました。

 

不安や恐怖は、前に向かおうとするエネルギーにブレーキをかけてしまうもの。

だけど、不安や恐怖は悪いものではないんです。自分を守ろうとしているだけ。

 

だからこそ、見て見ぬふりをせず、「こうできるから大丈夫だよ」と1つひとつ和らげてあげることが大切なのではないかな、と。

 

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不安や恐怖を完全にゼロにするのは難しいけれど、どうなったとしても方向転換する方法があるということだけは、たしかな事実。

 

よほど楽観的な人でなければ、なにも見えない場所に踏み出すのは難しい。

だから、自分で地図を描く。

迂回路や分岐路をたーっくさん書きこんだ地図を用意して「どうなっても大丈夫そうかも」と思えたら…、きっと踏み出せる。🌹

 

今回は就職活動に関する不安について、経験をふまえて言及しましたが、不安に対する接し方としてどんなジャンルにも応用ができるものだと思います。

 

ご質問くださった方、そしてこれを読んでくださった方の、前に進むためのヒント、あるいはその選択肢のひとつになりましたら幸いです。

 

それではまた。

 

 

「やりたいのに、できない」時に考えたいこと

こんなツイートをしました。👇

 

例えば、こんな気持ち。

  • やりたいことがあるのに、なかなか行動できない…
  • 望む気持ちは本当だけど、面倒だなあと思ってしまう自分がいる…
  • タスクを書き出すと「ウッ」となってしまう…
  • やりたいことを叶えるための「やらなければいけないこと」が憂鬱…

こうした「やりたいのに、なんだか行動できずにいる」ことへの、今のわたしの想いを書き残しておこうと思います。

(めんどくさがって動けずにいる過去の自分と、ついつい立ち止まってしまっているかもしれない、未来の自分に向けて!)

 

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突然なんの話⁉と思われてしまうかもしれないのですが…!

「部屋の壁を塗りなおした話」をさせてください。

 

わたしの実家での部屋は和室でした。

せめておしゃれな和室ならよかったのですが、だいぶ年季の入った古めかしい部屋で。

壁に至っては、砂壁で……。

 

触れば砂がパラパラと落ちてくるし、ポスターを貼ろうにもピンさえ刺さらないし、色はすすけた黄土色で。

どうしても、テンションは上がらない。

 

ずーーっと

「微妙だな」

「居心地の良い明るい部屋にしたいな」

「なにか漆喰でも塗って綺麗な壁にしたいな」

と思いつつ、

家具動かすの大変だな…

身体きつそうだな…

そもそも自分でやって綺麗に仕上がるのかな…

でも業者に頼むほどのことでもないし…お金もないし…

など、など、

無限に出てくる言い訳にからめとられて、なかなか重い腰が上がらず、そのまま過ごしていました。

 

でも、あるとき「えいやっ」と思い切って、真っ白な漆喰を塗ったんです。

 

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正直なところ「えいやっ」という言葉のなかに、もう、語りつくせぬほどの面倒なことがあったんですが(大物家具の移動とか、養生とか、大量の買い出しとか、1回目の塗装が超大変とか)

でも、終わってみるとそんなことは気にならなくて、ただただ「やってよかったー!」と思えたんです。

 

部屋が一気に明るくなって、気持ちも明るくなって。

心の奥で、ずっと望んでいた「居心地よく過ごせる部屋」を作ることができた

 

それだけじゃなく、

「面倒だな」「大変そうだな」と思っていた【漆喰を塗る作業】は、実際はすごく楽しかったし、わたしは手先を使う作業が得意なんだ!という新たな発見もありました。

 

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つまり、なにを言いたいかというと…!

 

やる前の今は「面倒くさい」「やる気出ない」「楽しくなさそう」と思っていることたち。

でも、実際にやってみたら、

  • 色々な発見があったり
  • 自分の得意を見つけるきっかけになったり
  • 新たな「好き!」に出会うきっかけになったり
  • 宝物のような経験になったり

するかも…! ということ。

 

「えいやっ」と声をかけて、一歩前に進んでみる。

もしかすると、思ってもみなかった自分の一面や、想像以上の現実が待っているかもしれません。

 

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先日、職場で漆喰の話が出て「塗ったことありますよ~」と言うと、随分驚かれ、色々とお話させていただきました。

(壁紙貼ったことある、は意外と多いけれど、漆喰塗った、は珍しいそうです、笑)

職人でもなんでもないわたしの話でお役に立てたかどうかは怪しいところですけれど、新たな会話の糸口になったことは確か。💡

 

どんな経験も、人生を豊かに彩ってくれる。

それだけは間違いない、と思います。

 

自分になにを経験させてあげるのか。なにを与えてあげるのか。

すべて自分で選ぶことができるからこそ、目の前にある「面倒」に負けて、大事なものをつかみ損ねてしまわないように気をつけたいな、というのが今のわたしの気持ちです。🌹

 

自分が本当に望んでいることは、自分でちゃんと叶えてあげること、ですね。

 

(とはいえ、どうしても動けない…と言う場合には、動けないことにもきちんと理由があるのですよね…! だから自分を責めてしまう必要はないのです。その辺りもこれから言及していけたらなと思っています。)

 

それではまた!

 

ai

 

 

自己紹介、人生のテーマのこと

こんにちは、ai です。

このブログでは「凛と、」をテーマに、日々の気づきや想い、暮らしのことや美意識などをゆるゆると綴っています。

 

凛とした女性として、生きてゆくこと。暮らしてゆくこと。

これは10代の頃からの、わたしのテーマです。

 

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わたしがいつも心に留めている言葉のひとつに「柳に雪折れなし」ということわざがあります。

【柳に雪折れなし】

柔らかくしなやかなものは、堅いもの、剛直なものよりもかえって強いことのたとえ。

わたしは雪国に住んでいるのですが、

どっしりとした大きな木であっても、雪の重みに耐えきれず、無残にバキンと折れている光景が時折見られます。

 

対して、柳はとっても細身な木。

一見すると、かよわそうな印象さえ抱くけれど、柳は、持ち前の柔らかさで雪の重みを受け流し、たわむことができる。よほどのことがなければ、折れてしまう事はないのだそうです。

 

わたしはこの柳のような強さは、女性として、今とこれからを生きてゆくのに必要なもの、だと感じていて。

堅さでも、頑丈さでもなく【しなやかさ】と【やわらかさ】。

 

差別も、批判も、偏見も、コリ固まった 古めかしい慣習も、しなやかな心を手折ることはできないのですよね。(もちろん、押しつぶすことだって!)

 

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このご時世、女性も強く生きてゆかねば、と感じるシーンはとても多い。

けれど、それは男性と同じパワーある強さを持たねばならないということでは、きっとない。

どうしたってわたしたちは女性で、だけどそれは、恥じたり悔やんだり、恨めしく思うようなことではないはず。

 

女性らしく、やわらかさを持ったままに、強くありたい。

しなやかな柳のように、どんな重みも受け流せてしまうような、そんな女性に。

 

強く強く、というと、なんだか頑なに聞こえてしまうから、あえてわたしは「凛と」と表現したいと思います。

 

しなやかに、やわらかに、荒波さえ悠々とわたってゆける女性をめざして。

 

 

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【Profile】

ai

4月1日生まれの牡羊座。夫とふたり、雪の降る街で暮らしています。

好きなことは社交ダンスと生け花。お茶と本、手帳とノートが必需品。一番の癒しは自然の中に出かけてゆくこと。

日々のきらめく一瞬を掬い上げて、文章を書いたり写真を撮ったり。

 

手帳やノートを使って自分と向き合うことを10代の頃から続けています。

自己流で行ってきたことを、より論理的に理解したいと思い、2018年にTCS認定コーチングスキルアドバイザーの資格を取得しました。

ここで学んだこと、そしてわたし自身の経験を生かし、目標や理想に本気で向き合いたいと願う女性をサポートできればと思い、ひっそりと個別セッションも受け付けています。

(※ 現在はお休み中ですが、人数限定で近々再開予定です)

 

コーチングを学んだ理由について、詳しいことをこちらで書きました。▼

rin-to.hatenablog.com

 

 

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近頃は「いつでもどこでもフットワーク軽く!」というわけにもいかない世の中ですけれど、本来はわりとアクティブなタイプ。

色々なことを学んだり、経験したり、取り入れたり、楽しんだり……、時には失敗したりすることもあるでしょうけれど。その時々の気づきや想いをここに書き綴ってゆければ、と思っています。

これからもどうぞ宜しくお願い致します。🌹

 

ai

自分の優先順位を、自分がちゃんと守ってあげること

こんにちは、aiです。🌸

以前、こんなツイートをしたことがあります。

 

人間関係や、仕事のこと。

恋愛や、結婚や、パートナーシップ。

家族や家庭。

 

人生にはいろんな面があるもので、悩みや迷い、試練が次々とあらわれますよね。

 

けれど…

  • 自分が一番大切にしたいもの
  • なにがあっても「これだけは守ろう」と思えるもの

こうした【自分の核】となるものをしっかり持っていられたら。

 

そんな人は強い。

そう思っています。

 

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女性の暮らし、人生には、たくさんの悩みの種があるものです。

(本当に、本当にたくさん!)

 

そして、女性はそもそもマルチタスクが得意なせいか、複数の悩みを〝同じような重さで〟抱えがちだなあと思います。

 

同時にいろんなことができる、というのは一見すてきなことなのですが、悩みの種は、増すばかり…。すべてに心乱されていては、心にも、身体にも限界がきてしまう。

 

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様々なことが起こるけれど、悩みの種も無限にあるけれど。

モヤモヤとしたときには、まずは自分の核になるものを大事にしたい。

 

自分の優先順位を、まずは自分がきちんと守ってあげる

簡単なようで、意外と出来てないことだなと思います。

 

焦りや不安や悩み、もやもやした気持ち、口から飛び出してしまうきつい言葉…

そういうものたちに、飲みこまれてしまわないように。

 

いつだって自分の核に戻ってくる。まずは意識的に。

大切にすべきこと。

守ってゆきたい想い。

これらを「ちゃんと大切にできている」という実感は、きっと心を満たしてくれるはず。

心だけにとどまらず、生活も、そして人生も。

 

 

そう、思っています。🌹

 

 

「自己肯定感が低い」の真実

  • 完璧主義
  • 神経質
  • 人と比較しがち
  • 人の目をついつい気にしてしまう
  • 自分に厳しい
  • 劣等感を抱きやすい …etc.

意外だと思われるかもしれませんが、これは、わたしのことです。

 

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こうした傾向に名前を付けるならば、いわく「自己肯定感が低い」ということになるのかなと思います。

そんな自分のことをずっと認められなくて。

 

自己肯定感をあげましょう、だめな自分もそのまま認めてあげましょう、って世の中の誰かは言うけれど、それができたらいいのにな、できないから苦しいんだけどな。って思い続けてきた。

 

でも、最近いろんなことを考えて考えて、考え抜いた末に、決めたんです。

自分を責めている自分、のことをまずは受け入れようって。

 

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一度自分を責め始めると止まらなくなっちゃうんですが、

そうやって自分をやっつけてしまう自分のことが、本当に好きじゃなかった。

 

自分を責めてせめて、やっつけたある日。

泣きすぎて顔が痛いし頭は痛いし、鼻は熱くて炎症を起こして…

自分を痛めつけてばかりの自分に、もううんざりしてしまって。

 

なんでこんなに自分を責めているのか、ひたすら考えていったら、「自己肯定感が低い」という現象の仕組みに思い当たりました。

(これはわたしの場合なので、すべての方に当てはまるわけではないとは思うのですが、よければご参考までに。)

 

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自己肯定感が低い、っていうのは

【ピュアな自分】と【厳しい自分】が共存している状態だと思うんです。

 

①【ピュアな自分】

 ↑ 攻撃⚡

②【責める自分】

 

なにかあれば(なにもなくとも)、自分に否定的な言葉を投げかけている【責める自分】が心のなかにいる状態。

 

なんでできないの?

他の人はもっと…

わたしなんかには無理

もっと頑張らないとだめに決まってる

…なんていうふうに。

 

 

実は、

【責める自分】って、めちゃくちゃ自分のこと嫌いそうに見えて、たぶん、本当は【ピュアな自分】に期待してるんだと思います。

自分に期待しているからこそ、否定するような言葉をかけてしまう

 

  • 期待しすぎなくらい期待してるから、ちょっとの失敗で「なんてだめなやつなんだろう」ってひどく落胆してしまうし、
  • 失敗の悲しみを味わわせたくないから「お前になんかできない」って言ったり、
  • もっとできるって思っているからこそ「なんでそんなこともできないの」って言っちゃったりする

のかもしれないなって。

 

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自分を傷つけて傷つけて、やっつけてしまう【責める自分】。

 

本当はそんなことしたくないのに。

こんな風に自分を嫌いな自分が嫌い、って、何度思ったかわかりません。

【責める自分】のことを、ずーっと許せなかったし、認められなかった。

 

だけど本当は、気づけていなかっただけで

【責める自分】ではなくて【自分に期待している自分】だった

 

それに気づいて、

なんでそんなこというの!? 自分のこと嫌いになりたくないのに…!

なんていうふうに「【責める自分】を悪者にして、さらに自分を責めてしまう自分」の肩の力が少し抜けたのがわかりました

 

【責める自分】をすこし、許すことができたんです。

(ほんのちょっとだけですけれど。笑)

 

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世の中でよく言われている「ありのままの自分を認めましょう」とか「だめなところも受け入れよう」とか、それもまたその通りなんだと思います。

 

でも【責める自分】は、自分がダメだから責めているのではなくて、期待してるから責めているんですよね。

それは、同じようで全然違う。

 

そもそも、

ありのままの自分を認めましょう、というならば!

自分を責めてしまう自分のことを認める、は充分大きな一歩なんじゃないかと思うのです。💡

 

 

とはいえ、

自分を責めてしまう自分を認めることだってそう簡単ではないですし、ちょっとずつ。ちょっとずつ。

 

今まで「自分をこんなに責めてしまう自分は最低だ」とか「なんでこんなに自分を傷つけるの!?」って思っていた時間に

「あ~~また自分に怒ってる、期待してたんだなあ」

「どんな理想があったにせよ、そんなに言わなくてもいいのにねえ」

って、すこしだけ違う言葉をかけてみる。

 

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自己肯定感が低い、っていう言葉は、まるで悪いことのように聞こえたりするけれど。

 

ただ、自分のなかに【責める自分】=【自分に期待している自分】がいるだけ。

それだけなのだと思います。

 

自己肯定感を上げてゆきたい、と思うなら

自分を責めてしまう自分のことも、悪者にしないこと。

 

そうやって、自分をうまく乗りこなしていきたいな、って思っています。🌹